業務案内ページでも触れております、弊社の主力業務のひとつである「スプレーコンクリート」。
スプレーコンクリートという名前自体を初めて知ったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
このページでは、スプレーコンクリートのメリットや施工の流れなどお役立ち情報をまとめております。
コンクリート床に関するお悩みをお持ちでしたら、ぜひ最後までご覧くださいませ!
スプレーコンクリートって何?
コンクリート床をコーティング!
スプレーコンクリートとは、コンクリート床の上から特殊な塗料でコーティングする工法です。
アスファルトを大きく上回る頑丈さを誇るコンクリートですが、その上を何度も人が歩いたり物を落としたりすると、少しずつ劣化していきます。
放っておくと、ひび割れや変色といった劣化が進行し、大規模な補修工事が必要になってしまうことにもなりかねません。
スプレーコンクリートを施すと、表面が特殊な塗料によってコーティングされるため、歩行や物の落下などの衝撃によるダメージがコンクリート床に蓄積されにくくなります。
同時に、ひび割れなどの補修も可能!
「コンクリート床の劣化が目立ってきたな…」と思ったら、ぜひスプレーコンクリートをご検討ください!
スプレーコンクリート3大メリット!
◆既存のコンクリート床をそのまま活用可能!
コンクリート床の補修は通常、既存のコンクリート床の解体が必要となります。
しかし、スプレーコンクリートの場合、コンクリート床の解体を行わずに補修を行えるのです!
◆デザインの自由度が高い!
ステンシルペーパー(デザインテンプレート)を活用することで、まるで天然石やレンガを敷き詰めたような床を演出可能!
お手軽にオシャレな床を実現できます!
◆滑り止め効果で安全な床に!
なめらかな表面のコンクリート床は、水に濡れると滑って転倒しやすくなり危険です。
スプレーコンクリートを施すと防滑性を付与できるため、表面が濡れていても転倒しにくくなります!
実際に、滑りにくい安全なプールサイドを作るためにスプレーコンクリートが施されることもあります。
施工の流れ
1. 表面清掃
まずコンクリート床の表面に残った砂利やホコリなどを除去します。
こうした不純物が残ったままだと塗料がうまく付着しなくなってしまうため、隅々まで綺麗に清掃します。
2. プライマー塗布
プライマーとは、メインの塗料が塗装面により確実に接着するようにするための下塗り用塗料のことです。
メインの塗料がコンクリート床に染み込んでしまい、その機能が十分に発揮できなくなってしまうのを防ぐ効果もあるため、決して欠かせない作業です。
3. 目地部分の塗装
ここからメインの塗装がスタートします。
メインの塗装は目地部分の塗装とレンガや天然石を演出する部分の塗装の2回に分けて行われます。
先に目地の部分の塗装を行います。
それが終わった後に、上から任意の形状のステンシルペーパーを貼り付けます。
4. 演出部分の塗装
目地の塗装時に使用した色とは違う色で演出部分の塗装を行います。
ステンシルペーパーが型の役割を担ってくれるため、レンガや天然石の形状で塗装が行えます。
塗装が完了した後に、ステンシルペーパーを剥がします。
5. トップシール塗装・完成
メインの塗料が乾燥した後、トップシールという塗膜を悪天候や汚れなどから保護するための塗料で表面処理を行います。
この作業が終われば、スプレーコンクリートは完了です。